更新日:2025.2.3
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(2/19)『ファイナンスをめぐる冒険』発売記念トークイベント :群馬ファイナンス会議
日時
2025年2月19日(水)19:00-21:00 (18:40開場)
・挨拶:19:00-19:05
・第一部:地域にこそ必要なゼブラ的ファイナンスとは 19:05-19:30
・第二部:パネルディスカッション 19:30- 20:20
・交流会:20:30-
場所
NETSUGEN – 群馬県庁32階官民共創スペース(セミナースペース)
概要
みなさんこんにちは。ゼブラアンドカンパニーです。
昨年12月、私たちがに監訳として携わり、ゼブラ企業をはじめとした、多様なファイナンスを必要とする方々に向けた指南書『ファイナンスをめぐる冒険』が発売されました。(ゼブラ企業とは、社会性と経済性を両立させ、持続可能な長期的成長を目指す企業を指します。)
各企業の成長に適したファイナンスを実現するため、資金を提供する側と受け取る側の双方が、投資や融資に限らない、多様な資金調達の選択肢について理解を深めることが必要です。本書では、海外の事例を通じて、ゼブラ志向の創業者や投資家たちがどのように多様な資金調達を行ったのか、その背景やストーリーを紹介しています。
特に地域に多く存在するゼブラ的な企業が、彼らに適した資金調達方法を考える際に、地域の金融機関が果たす役割は非常に大きいです。今回、「群馬ファインアンス会議」と題して、ゼブラ企業とは何か、お金の受け手と地域の金融機関がどのように協業したらより大きなインパクトが生まれるのか、皆さんと議論するための場を開催します。
第一部では、Z&Cの田淵さんが、ゼブラ企業とは何か、なぜ、地域にこそ多様なファイナンスのオプションが必要なのかについて簡単に解説します。
第二部は、群馬県内の資金提供者、経営者、そしてZ&Cの田淵さんの計5人によるパネルディスカッション。「群馬県において、より多様なファイナンスの方法を生み出すには?」をテーマに群馬の金融の未来を考えるゲストが議論します。
パネルディスカッションでの登壇者は以下の5名です。
赤尾商事株式会社みらい開発室 取締役 赤尾美沙子さん
群馬県高崎市に本社を置く、潤滑油販売を原点とするエネルギー会社である赤尾商事の経営をされている赤尾さんに、群馬県の企業の代表として、地域の企業にとってこそ必要なファイナンスのオプションについてお話いただきます。
群馬銀行コンサルティング営業本部 部付部長 栗原成悦さん
25年以上の間、群馬銀行でさまざまな部署で活躍されてきた栗原さんの立場から、よりゼブラ的な起業家が地域に増えるために地域金融機関の果たす役割についてお話いただきます。
しののめ信用金庫総合企画部 副部長 佐藤和之さん
非営利法人として、「愛本位主義」を企業理念に据え、地域の中小企業者や個人のお客様に寄り添った金融支援をおこなっているしののめ信金の佐藤さんの立場から見て、ゼブラ的な起業家にどのような支援ができるかお話いただきます。
ぐんま地域共創パートナーズ地域共創事業部 部長 鈴木理人さん
2020年にぐんま地域共創パートナーズを設立され、ヘルスケアセクターや事業再生フェーズの投資を得意とされる鈴木さんから、地域金融機関だからこそできる出資のあり方をお話いただきます。
株式会社Zebras and Company 共同創業者 田淵良敬さん
今回の書籍を監訳したゼブラアンドカンパニーの共同創業者であり、国内外で多様なファイナンススキームの組成を行ってきた実行者としてディスカッションをモデレートします。
地域のファイナンスのあり方の今後について、具体事例とともに話します。ぜひご参加ください!
スピーカー紹介
赤尾美沙子
赤尾商事株式会社みらい開発室 取締役
大学卒業後、地域金融機関にて7年間、主に個人向け営業に従事。2020年10月、赤尾商事株式会社に入社し、法人向け潤滑油営業を担当。その後、社内の新規事業開発を担当し、一般社団法人ぐんまカーボンニュートラル推進会の設立・運営に関わる。現在は、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入を通じて、企業の脱炭素支援に取り組んでいる。また、「省エネお助け隊」として省エネ診断事業や、群馬県の委託事業「ぐんま脱炭素経営お悩み相談窓口」等の業務にも携わる。経営理念である「油の町医者たれ」のもと、地域のエネルギー会社として持続可能な地域の発展を使命とする。私生活では2歳の子供を育てながら仕事と家庭の両立に努める。
栗原 成悦
群馬銀行コンサルティング営業本部 部付部長
1998年群馬銀行入行。2011年慶応ビジネススクールMBA取得。ビジネススクールでは、生産管理ゼミに所属し、研究テーマは、当時の時代背景を踏まえ「残業がはたす人材育成機能」。その後、群馬銀行の営業統括部、総合企画部にて、店舗展開による市場開拓、複数地銀と連携した銀行業高度化等会社設立、中期経営計画策定、業務改革などを担当。2020年からの2年間は、支店長として大阪支店の業績改善に尽力。2022年6月より、法人コンサルティング担当、現職に至る。
佐藤和之
しののめ信用金庫総合企画部 副部長
しののめ信用金庫︙群馬県中南部を中心に活動する信用金庫で「愛本位主義」を企業理念に据え、地域の中小企業者や個人のお客様に寄り添った金融支援をおこなっている。
2001年かんら信用金庫(現しののめ信用金庫)入庫。営業店での勤務の後、2014年人事部にて採用・研修担当に従事。2019年法人営業部に異動し事業先の本業支援担当として従事その間、事業承継・M&Aチーム、有料職業紹介事業立上げに取り組んだ。2023年総合企画部経営企画部門へ異動。現在に至る。
鈴木理人
ぐんま地域共創パートナーズ 地域共創事業部 部長
2020年に群馬銀行系投資会社・ぐんま地域共創パートナーズ㈱(GRASP)を設立。ヘルスケアセクターや事業再生フェーズの投資を得意とする。1998年群馬銀行入行。㈱地域経済活性化支援機構出向にてハンズオン型ターンアラウンド業務を経て、群馬銀行審査部にて事業再生を担当。GRASPでは「人がより人らしく生きられる社会づくり」をコンセプトに地域共創事業を展開。共助の仕組みによる再生可能エネルギー地産地消事業や観光地活性化事業などを実践。「ありがとう・思いやり・ワクワク」のあふれる地域社会を目指す。一般社団法人人を大切にする経営学会会員。一般社団法人価値を大切にする金融実践者の会賛助会員。ソーシャルクリエイター。中小企業診断士。
田淵良敬
Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役
Tokyo Zebras Unite 共同創設者
約10年前から国内外でのインパクト投資に従事。その経験から投資実行と共に、投資後のビジョン・ミッションや戦略策定と、実行するための仕組みづくりや組織作り・リーダー育成およびインパクト指標を使った経営判断の支援を行う。グローバルな経験・産学ネットワークから世界的な潮流目線での事業のコンセプト化、経営支援、海外パートナー組成を得意とする。
参加対象
書籍「ファイナンスをめぐる冒険」にご関心をお持ちの方
金融・投資分野の実務者
資金調達を考えている起業家
企業のパーパスに沿ったファイナンスのありかたに興味をお持ちの方
学生の方
参加費
無料
主催者等
主催:Zebras and Company
後援:群馬県
協力:群馬銀行
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